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セラピストの本音をお届け!現役理学療法士コラム 理学療法士の吉倉孝則さんが仕事中に考えたこと、日々感じていることをお届けするコラム。現役セラピストの考えや本音が詰まった連載です。セラピストの本音をお届け!現役理学療法士コラム 理学療法士の吉倉孝則さんが仕事中に考えたこと、日々感じていることをお届けするコラム。現役セラピストの考えや本音が詰まった連載です。

第9回英語論文を読んでみよう!

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セラピストとは切っても切れない仲の「論文」

皆さんは英語論文を読む機会はありますか?
「研究発表をするときに読むよ」という人もいれば、「学生時代に授業でやったかなぁ」という人も、「英語は大嫌いだから読んだことがない」という人もいるでしょう。私も学生時代はそうでした。

前回は「EBPT」、つまり科学的根拠に基づいた理学療法について書きましたが、EBPTを行うためにも、論文は定期的に読む必要があります。さらにいえば日本語論文だけでなく、できるだけ「英語の論文」も読んだ方がいいでしょう。

私は学生の頃から、英語が大の苦手です。しかし理学療法士になってからも英語論文に触れる機会が多く、しぶしぶ読んできました。苦手な英語も読む機会があれば、少しずつでも慣れるものです。まだまだ自信をもって「英語論文が読める!」と言えるほどではありませんが、今では多少、英語論文も読めるようになってきました。今回は私のそんな経験や、英語論文を読むためのコツをお伝えしたいと思います。
 

日本語の論文を読めば十分じゃないの?

「わざわざ英語を読む必要があるの?」
このように感じる人もいるかもしれません。確かに英語の論文を読むのは大変ですし、時間もかかります。それでも英語論文を読む機会を作った方がよい理由は、その「情報量」です。

リハビリテーションに関する日本語の論文も増えてきてはいますが、まだまだ少ないのが現状です。それにひきかえ、英語は世界の共通語。世界中の多くの人が最先端の研究結果を英語で論文にしています。

論文の執筆者が中国人でも、イタリア人でも、ブラジル人でも同じです。つまり、世界には日本語論文よりかなり多い量の英語論文が存在するのです。自分の興味のある分野や研究している分野についての日本語論文がなくても、英語論文であれば発表されていることも多いでしょう。

例えば、ある理学療法士が研究を始めたいと考えたとしましょう。
研究は「新しいことの発見」が目的です。すでにわかっていることを発表しても意味がありません。そのためには同じテーマの研究によって「すでにわかっていること」を知る必要があり、まずは論文などの文献を調べる必要があります。その際は日本語論文だけでなく、英語の論文も調べなければなりません。私自身、臨床の疑問に対して研究を始めようとする際に英語の論文を調べてみると、同じテーマの研究がすでに発表されていたという経験が数多くあります。

仮に研究をしなくても、普段の臨床で疑問に感じたことの解決や、EBPTを実践するためにも、「英語の論文を読む習慣をつける」ことが、セラピストとしてのスキルアップにつながるように思います。
それでは、どのようにしたら英語の論文を効率的に読めるのか?
次回からは私の経験談を交え、具体的な方法をお伝えしていきます。お楽しみに。

吉倉孝則

吉倉孝則 (よしくら たかのり)

理学療法士。保健学修士。認定理学療法士(運動器)。
星城大学リハビリテーション学部理学療法学専攻卒業。浜松医科大学附属病院リハビリテーション部入職。星城大学大学院健康支援学研究科修了。
大学病院への勤務時代は、整形外科疾患、がんのリハビリテーションを中心に幅広い疾患のリハビリテーションに従事。院内の緩和ケアチームにも携わり多職種連携を心がけている。
臨床業務以外にも研究活動や学生の指導など教育、地域包括リーダーとして地域包括ケアの構築にも力を入れている。


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