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第2回スキルアップに繋がる勉強会。視野が広がり業務もよりスムーズに

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岩渕敬子さん(29歳)
Profile
岩渕敬子さん(29歳) 資格:作業療法士 アロマセラピー1級
専門学校卒業後、リハビリ病院を経て船橋整形外科病院へ。
趣味は買い物や友人と食べ歩きに出かけること。

患者一人ひとりに担当制をとっている船橋整形外科
「他職種のスタッフとの連携も大切です」

“退院の時期が日本で1番早い”と評判の船橋整形外科には、退院後に外来で通うリハビリ施設も整っています。
「リハビリは私たちが個人で行うわけではありません。患者さんを担当している医師・看護師・PT・OTが情報を共有して、細かい部分をすり合わせながらリハビリ計画を立てていきます」
手術直後、年齢、怪我の部位などさまざまな要素によって、患者一人ひとりの身体も回復のスピードも異なってきます。経験を多く積めばそれだけ対応もしやすくなりますが、若手であっても患者さんにとっては“頼りがいのあるプロ”でなければなりません。そのため、院内では業務終了後や早朝の時間を使っての勉強会が多く開催されています。
「医師や看護師も参加する病棟で行う勉強会、若手が参加する勉強会、理学診療部全体の勉強会など月に2~3回ほど全員参加型のものがあります。また他の部署でも、例えばスポーツに関するものや医師が集まる手術に関するものなど色々あり、院内全体では年間約50回の勉強会が開催されています」
学校では教わることのない最新の手術方法や、それにともなうリハビリの変化など、医学界の最新情報を得られる場でもあります。大抵の場合、1時間~1時間半ほど行われ、座学だけでなく、実技やディスカッションがあるものもあると岩渕さん。
「私の場合はOTであるため、まずはPTの方々が勉強してきた部分を基礎から教わる機会になりました。また実技を伴うものだと、他の人のやり方や考え方が自分とは違うこともあるため、実際に業務に携わる際の大きな糧となりますね。勉強会に出ることで今までとまったく違った視点を持てるようになるため、できるだけ参加したいなと思っています」
まさに“学びながら仕事ができる環境”だと話してくれました。
 

勉強会によって培われた“新しい視点”
「患者さんを、より細かく診られるようになりました」

岩渕さんが以前に働いていたリハビリ病院では、歩行などの動作をPTが担当し、ご飯を食べる・洋服を着替えるなどの身の回りの動作をOTが担当するというように、分業化されていました。しかしこの病院では、一人の患者さんに対して一人のPTもしくはOTが担当するというシステムのため、診なければならない範囲が大きく広がっています。
PTとしての専門性を高めるため、他の業務は極力行わないようにしているという考え方もありますが、岩渕さんはこう話します。
「勉強会や実際の業務を通して、PT的な視点や、より細かな整形外科的な視点が加わってきたのを実感しています。例えば、生活を送る場合でもどこの筋肉が足りなくて、こういう動作をするにはここの力がこれくらい必要、これくらいの可動域が必要といった整形学的な視点を持てたことで、患者さん一人ひとりのとても細かいところまで診られるようになってきました。特に下肢は、OTの仕事ではほとんど触れてこなかった部分なので、とても勉強しがいがあります」
しかしこれだけ熱心に勉強していても、実際に業務の場に出てみると、「もっとこの知識が必要だ」と感じることも。そんなときは一体どうしているのでしょうか。
 

勉強会に参加するだけでなく、医師や先輩に直接質問に行くことも……

船橋整形外科では、患者さん一人ひとりに“担当”がつく形をとっているため、各スタッフの距離は自然と近くなります。そのため、医師や看護師などに「こんなときはどうしたらいいか?」といったことを聞きやすい空気ができあがっています。
「例えば、人工関節などは先生たちがサイズを合わせて入れたりするのですが、私の目からみると、『どうしてああいうサイズにしたんだろう?』と疑問が沸くこともあるんです。人の身体は個人差があるため、脱臼のリスクなどによって先生が判断していらっしゃるんですね。そういった疑問などを質問してコミュニケーションをとることにより、リハビリで少し気を配ったほうがいいことがわかってきたりします」
あるいは「入院中にここまでリハビリを進めよう」と計画していたのに、思うように進まなかったり、効果が出なかったりして落ち込むこともあるそうです。そんなときにもやはり情報共有とコミュニケーションが力を発揮します。
「経験を多く積み重ねている理学療法の先生などに、『どういうところを注意したほうがいいのか』『やってみたけれど、できなかった』とまずは相談してみます」

また、患者さんとのコミュニケーションについて、岩渕さんが心がけていることとは。
「まずは日々の挨拶を欠かさないこと、患者さんに話しかける際の声のトーンや表情にも気をつけて、失礼のないように接すること。礼儀については気をつけています。また、患者さんの痛みの感じ方や、どういうところで落ち込みやすい方なのかというパーソナリティもみるようにしています」
手術直後や入院中は、患者さんもセンシティブな時期。このときに出てきた不安や疑問を小さなうちに摘み取り、安心感や信頼感へと変えていくことが、患者さんのリハビリ生活を支える礎になっていくのです。


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