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第5回作業療法士の資格をベースにフリーランスのセラピストとして生きる

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日常の基本動作能力の回復だけでなく、心の安定など、生活していくにあたっての回復を、病院やリハビリ施設などでサポートする専門家である作業療法士。しかし、職場によっては夜勤があったり、土日に休みにくかったりと、結婚や子育てなどをきっかけに、「働き方を見直そう」という女性は少なくありません。
そんなとき頭をもたげてくるのが、「独立ってどうなんだろう?」という考え。今回はフリーランスのセラピストとして活動している羽山恵里夏さんにお話を伺いました。

羽山恵里夏さん(37歳)
Profile
羽山恵里夏さん(37歳) 作業療法士、整体師、アロマセラピスト。
15歳の誕生日に阪神大震災が起こり、強い衝撃を受ける。子どもの頃から福祉施設でボランティア活動をしていたこともあり、「将来は人のためになるようなことをしたい」と医療の道を志す。専門学校を卒業後、作業療法士として病院や老人施設などに勤務し、その後、独立。現在はフリーのセラピストとして活動。

仕事に行き詰まり “癒し”を学ぶ
独立するまでの紆余曲折

子どものときから老人ホームへ遊びに行き、ボランティアで点字の制作をするなど、お手伝い気分で福祉の仕事に触れてきた羽山さん。15歳の誕生日と阪神大震災が重なったことで、災害が非常に印象深いものになりました。テレビ報道で“今つらい状態にある人を助ける人たちの姿”を目の当たりにして、「将来は人のためになるようなことをしたい」と志します。なかでも興味があったのは、福祉や医療の分野。とはいえ、作業療法士資格と出会ったのはまったくの偶然でした。

「高校で進路を選ぶ際に、専門情報誌を見ていて作業療法士という仕事の資格を知りました。子ども時代を思い出し、人の役に立ち、なおかつ楽しくお仕事ができそうだなと思い、専門学校を選びました。けれども、実際に学び始めてみると、医学の難しい勉強ばかり! 覚えなければならないことの量も膨大で、めげてしまいそうになりました(笑)。地元から遠く離れた学校を選んだこともあり、親にはとても高額なお金を出してもらったし、途中で辞めるわけにはいかないと、ほぼ義務感で専門学校を卒業しました」

現在はこれまでのさまざまな経験を糧に、フリーランスのセラピストとして独立している羽山さん。どのようなお仕事がメインなのでしょうか。
「今は施術やカウンセリングのほか、講座を開いてレッスンなどを行っています。作業療法士としての知識と、これまで学んできたこと・できること……つまり、施術、メンタルケア、スキルを教えるなどを、一つひとつの仕事として分けている感覚です。病院などに勤めていたときは、『病院で勤務した後に、副業でアロマセラピスト』というように正業と副業というスタイルでしたが、今は全部をバランスよくやっているので、『複業』と呼ぶのがぴったりかもしれません」
 

夢を叶える……それも独立のメリット

さて現在、羽山さんは「一般社団法人夫婦円満協会」でも活動しています。ここでは、「妊活支援」を視野に入れ現在準備に勤しんでいるそう。
「不妊治療はメンタル面での負担が重いのですが、その方たちのストレスケアをしているところがあまりないことを知りました。治療を続けられるように、何かサポートできるのではないか? そう考えたことから、この取り組みを思い立ちました」

不妊そのものを治療するのではなく、例えば妊活にのめり込むあまりに夫婦関係がギクシャクしてしまう夫婦にメンタル面でのケアを行ったり、スムーズなコミュニケーションを取れるようなマッサージを教えたりしていくことが、主なプログラムです。
「妊活が原因でケンカが増えたり、離婚になったりするカップルが少なからずいるんですよね。また、子どもを持つ夢が大きくなりすぎて、子どもができないと不幸だと思ってしまう人もいます。妊娠してもしなくても、妊活をしている夫婦が幸せになれるような生き方の支援をしていきたいと思っているんです」

また、羽山さんは現代社会で働く女性たちが、男性と同じように仕事に取り組み、健康を顧みないことも心配だと言います。
「昼夜逆転していたり、不規則な食生活になっていたり、身を削るような働き方をしている方もいます。妊娠できないのは、何かしら原因があることが多いんです。これまで仕事中心で、自分の健康を二の次にしてきた生き方を見直す時期だと思っています。つまり、強いていえば、妊活を中心とした人生のリハビリといえるかもしれません。そう考えると、私は病院で働いていないだけで、今も作業療法士としての仕事をしているのかもしれませんね」

“人の役に立ちたい”という子どもの頃に抱いた夢を、様々な形で実現している羽山さん。次回からは羽山さんが独立するまでのキャリアや、同じように独立して働く方のライフスタイルを紹介します。
 

タイムテーブル

現在の生活 タイムスケジュール
7:00
起床
9:00|12:00
フリータイム 「打ち合わせや人と会う時間に当てています。家にいるときはブログを書いたり、メールをやりとりしたり。時には、LINEなどのチャットで打ち合わせをすることもあります」
13:00
完全予約制でセラピーの仕事。 施術は自宅兼サロンで行うほか、客の自宅やホテルなどへも出張して行う。予約は1日2人程度。
「以前は同世代の女性が多かったのですが、最近は経営者など富裕層の方が増えてきました。そのため月に1回程度、2~3時間取っていただいて、じっくり向き合うスタイルで施術を行っています」
18:00

この他に、講座やカウンセリングなども行っているそう。
 


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